本村が送る『病院の選び方マスター』

2016年12月27日

産科医院の選び方はどのようにしたら良いでしょう

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出産は特にデリケートなので病院の選び方は重要です。まずは利便性です。妊娠がわかってから分娩まで毎月、10数回通いますので、通院に不便なところでは負担になります。次に希望する分娩スタイルが実現可能かチェックします。分娩に関することを前向きに受け止めるソフロロジー式もあれば、分娩日を予約して計画的に出産させるところもあります。

無痛分娩、アクティブバースや夫の立ち合い、ビデオ撮影は出来ないところもあります。経験者が一番不快に思うのは医師や看護師などのスタッフの対応の悪さです。見学が出来るところもありますので、確認します。他との区別化を図り、豪華な病室や食事を提供するところもあります。サービス内容に応じて入院費用も高額になります。きちんとチェックしておきます。

総合病院や大学病院は他の診療科との連携もスムーズですので、持病やハリスクの場合は適していますが、待ち時間が長い傾向があります。妊娠中に母親学級、ヨガ教室、食事指導などの講習会を行っているところもあります。産後の授乳指導も母乳第一とするところ、母乳が出なければ、早々にミルクに切り替えさせるところなど様々です。持病がなければ、検診から分娩まで同じ医師が見てくれるところ、検診の予約が出来る所が良いでしょう。